『ゴーストシップ』 こいつはもう真面目に働いた方が脅威なんじゃないだろうか。
超あらすじ
漂流船を鹵獲しようとしたら幽霊船だった。
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寸評
50年代の映画の復刻という事で現代劇ながらどこか古典映画の匂いがする。上質なホラー映画。まあ内容すごく変わったらしいけど。
以下ネタバレ含みますご注意ください!!
モンスター寸評
悪人の幽霊ではあるが、サタンのせいかお役目のせいか能力は多彩で強く、実体をもっていて触れるし誰からもみえる。物理では倒せないがしかるべき除霊などの方法ならばさすがにチャンスがありそう。自ら地上に赴き壊れた幽霊船を修理させて活動の効率を上げようとする働き者。死ぬというか存在を消すことが劇中では不可能である事とこの能動的な姿勢から脅威度は高い。
船で死んだ人間の魂を船に縛り付け、船をいっぱいにしたらサタンにととげるという目的を持つが当の幽霊船アントニア・グラーザ号には、元の乗員と客に加えて、ジャックがそそのかしたローレライ号の乗員たちや1962年からコツコツ貯めたたまに来る発見者たちの魂が載っており、流石にもうすでにいっぱいなんじゃないかと思わないでもない。いっぱいってどこからなんだろう。ついでに彼が以前乗船していたローレライ号も沈没してアントニア号に救助されており、この時にローレライ号の乗員の魂は解放されているはずなので、少なくとも1962年以降半世紀にわたって成果を上げてないことになる。クビにならないか心配である。ちなみにローレライ号の時点で既に悪霊であり、かなり昔から活動していると思われる。
魂をいっぱいにするまでコツコツと活動しつつ、業務の生産効率を上げる工夫ができ、人間観察力と交渉力に優れ、人の欲望に敏感で決断力があり、悪事も辞さない大胆さもあるために、生きていればとんでもない大物ビジネスマフィアになれただろう。成果が上がらないのは職場環境のせいであり、サタンサイドには彼を配置転換し都会勤務にすることを勧めたい。
撃退法
船を爆破した。
END
生存者が船を爆破して救助されるも、病院へ運ばれる寸前新たな船に乗り込むジャックと死んだ仲間の幽霊を見かける。
最後に独断と偏見によるおすすめ度
注意 管理人はモンスターパニック映画の観過ぎで正常な判断ができていない恐れがあります。
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