『スペルズ/呪文』 デブに厳しい映画。

超あらすじ 

母の死により全寮制の名門校に預けられた姉弟が巻き込まれる学校の怪談

 パッケージはこんな感じ　↓↓↓ 

スペルズ/呪文 [ アンジェリーナ・ストゥレチーナ ]

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寸評

ロシアンジュブナイルホラー。定番の内容ながら空気がロシアの分だけ少し新鮮。

以下ネタバレ含みますご注意ください！！ 

モンスター寸評

もはや悪霊と呼べる域をとうに超えており、悪魔の一種と化しているが、発生の由来から悪霊とする。望みをかなえる能力は相当なもので遠く離れた所にいる人間を死に追いやることが出来る。 

普通の貴族だと思われるが亡くした子の復活を願い、大量の子供を生贄した儀式を行っており、凶行に気づいた村人たちにより髪を切られ撲殺された。撲殺されながらも鏡に呪いをかけ鏡の世界に魂を写したと見える。その後農民たちの子供が全員死んだという噂もあるがお門違いだろお前が悪いやん。

鏡の前で呪文を唱えることで願いを叶えてくれるという、お手軽過ぎて絶対に怪しい噂話として広まっており、猿の手形式で願いは叶えられるが、案の定。相応以上の代償を払わせられる。願いに代償をというのはわかるが、その後殺すまでが基本セットのバリュープランなようで、しかもスパンが短く願ってから3日後には大抵死ぬことになる。もうちょい泳がせろ。憧れの先生とのキスを願った女の子に至っては先生を模したゾンビ的な何かに強引にキスされて口から食い殺されるという願いのかなえ方であり、実現もしてないのに願いの内容で殺される。いくらなんでも可愛そすぎるだろ。一度は願いが叶ったと思うけど実は不幸になっていたという落差がなく、そういう話してねーだろ。的な願いのかなえ方でただ命を奪う口実になっている。かなり悪いやつだと思う。さらにおばあちゃんの回復を願った奴には願いを叶えて欲しければ。と急に交換条件を持ち出しており、願い叶える系悪魔の風上にも置けない態度である。

伯爵夫人がなぜこんな力を持つに至ったか不明だが、夫人が生贄を捧げている時点ですでに何かが居る描写がされており、もともと願いを叶える化け物がおり、伯爵夫人を唆して子供を生贄にさせていたが伯爵夫人が死の間際に鏡の悪魔と一体化したと見るのが妥当か？それとも子供を取り戻すという夫人の願いを叶えるために悪魔が能力を分け与えたと見るか？事実はわからないがとにかく、劇中は夫人由来の化け物が一体。そして夫人の生前も何かはそこにいた。と言える。

スペードの女王という名前がどこからきたのか不明で、ただの作り話かもしれないが素の化け物がそれだったのかも知れない。同名のロシア小説があり、そちらはギャンブルの話なので、欲望を司るようなイメージから名付けられただけかもしれない。

人の願いを利用することで魔力の底上げが図られるのか、願いの実現にはかなり力が発揮でき、遠く離れた人物の精神状態を乱して殺人を行わせる。食べ物が虫に見えたりカミソリが食べ物に見える、いないはずの親族が目の前に現れて話しかけるという催眠的な効果から、ゾンビ的な何かを任意の場所に生み出して襲わせる召喚まで使いこなす。念動力も使うし救急車で運ばれるデブ女の子には普通に首を絞めるという荒業を繰り出した。また鏡や水面など光を反射するものを通過して鏡の世界とこちらを移動する。鏡の中の世界も彼女の能力だと言える。

当の本人は子供を取り戻すことのみを願っており、数百年に渡り悪魔化してまでそれを目指している。それが主人公の弟だったのだが似てればいいのか、そしてお姉さんになっちゃったけどそれでいいのか。まぁ自分は願いをいつも違った形で叶えているため文句が言える筋合いではないのだが。

撃退法

お願いを逆利用したらいけるかも。

ＥＮＤ

と思ったけどいけなかった。主人公が体を乗っ取られ鏡に閉じ込められて終了。

お姉さんの願いは「弟を助けて。」だと思う。

最後に独断と偏見によるおすすめ度 

注意　管理人はモンスターパニック映画の観過ぎで正常な判断ができていない恐れがあります。

各表の基準はこちらからどうぞ。⇓⇓⇓

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