死ぬまでに見ておくべきモンスター映画はモンスター映画全部です。

映画に出てきたモンスターの紹介ブログです

『キラー・メイズ』いいからこの映画は評価しとけって。

超あらすじ 

なんとなくダンボールで迷路を作ったら出られなくなった。 

 

     

パッケージはこんな感じ ↓↓↓ 

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寸評

ホラーコメディ。独創的な映像センスが素晴らしい。

以下ネタバレ含みますご注意ください!! 

 

 

 

 

 

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モンスター寸評

さえない主人公が作ってみたらできた巨大な迷路。知性があるのかは不明ではあるが、生存本能のようなものは持っており成長する。主人公の考えた各種トラップがそこらじゅうに配置されている。

 

大きさは確とはわからないが少なくとも、数百メートル四方以上の巨大迷路。外から見るとせいぜい2メートル四方。特色のある部屋が無数に連なったような構造。生命を持っているように見え成長する。段ボールを中心としたありふれたクラフト素材で構成されているが、製作者の設定どおりに硬度等を変更させており、ナイフ型の段ボールはそのままナイフ並の切れ味が出る。

 

この構造物自体がある種の『迷い家』のようなモンスターであり、内部のミノタウロスなどもこのモンスターの付属と考える。

 

ファンタジー色の強いモンスターで、なんでもありの世界を迷路内に作り出しており、迷宮内には殺人ミノタウロスや巨大な折り鶴、巨大な虫などを創出している。人間を殺して迷路の一部にするが、それ自体を目的としているわけではなく、迷路の役目を忠実に実行しているような印象。それ故に迷路の弱点を作ろうとしても迷路を解かれることは役目に反しないために邪魔しない。能力は壮大であるが悪意はないと言える。

 

トラップは基本的に即死トラップとなっており、ハマると死んで迷路の一部になってしまう。

 

なんだかんだで壁は段ボールなので燃やしたりして壊して出ることも不可能ではなさそうだが、『壁を壊す』は迷路のルールとしては一番の禁忌であるためどのようなしっぺ返しがあるかはわからない。壁に穴を開けてから現れているのでミノタウロスも壁を壊した罰の一つかもしれない。迷路の外からならば簡単に壊せると思われるが、ゴールしていない内部の人間はその場合永遠に出て来れないと思われる。

 

人間の想像をそのまま現実にする空間のようにも見受けられるために、楽園を内部に創出することも可能かも知れず、使い方次第で毒にも薬にもなるポテンシャルを秘めている。おそらく、人間が作るものはその意図がどうあれその機能を果たす。ということの暗喩である。ノーベルの逸話みたいなもん。物づくり礼賛という感想を得た人もいるようだけど人が死んでんねんで。である。

 

脱出方法を思いつけば出られるため、倒し方は簡単でもあり難しくもある。緊急時脱出ボタンを作り出し、壁に貼って押せば多分自分だけは出られるので内部に入る機会が有れば覚えておいて欲しい。

 

もし、出られなかったらごめんなさい。でも怒っている暇があったらさっさと中央に向かってください。

 

撃退法

ダンボールで弱点をつくり中央部に配置して回転させてそれを壊すと潰れる。 

 

END

主人公たちが捨てた段ボールの残骸からミノタウロスがでてくる。

 

最後に独断と偏見によるおすすめ度 

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注意 管理人はモンスターパニック映画の観過ぎで正常な判断ができていない恐れがあります。

 

各表の基準はこちらからどうぞ。⇓⇓⇓

korekaranoeiga.hatenablog.com

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