『ウルフ・タウン』いっ、いかん。これは犬孔明の罠だ。
超あらすじ
女の子を誘って昔の金鉱へ行ってみると狼がいた。
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寸評
この作品以降くらいから狼がよく映画に出てる気がするな。昔PCで見たんだけど久しぶりにテレビサイズで見たらイメージより面白かった。
以下ネタバレ含みますご注意ください!!
モンスター寸評
もともとそこにいた狼の群れ。個体数は10匹はいない8匹程度だろうか。縄張り意識では説明できないくらいに人間への強い敵意を持っており、丸腰ではかなりの脅威となるだろう。
体長70センチほどの成体の群れで『天国』と名付けられた金掘り町のゴーストタウンを根城にしており旅行者などを襲っていたと思われる。人間の骨ばかりが巣にあるというセリフがあるのでそういう解釈なのだろうが、間抜けすぎるだろアメリカ人。狼八頭分の肉を提供しつづけるとはなかなかの動物愛護精神といえよう。
雰囲気はアメリカアカオオカミなのだろうが犬に見えないこともない。まぁだいたい一緒なんだけど。実際はウルフドッグなんじゃないかと思う。
人間に強い敵意を抱いている点と車を壊して逃走手段を奪うあたりがモンスターとしての特徴で、特に車に関してはタイヤをパンクさせるとか犬っぽい方法ではなく配線を切るという壊し方をしており、非常に賢い。これまでも金に目が眩んだ旅人を襲ってきたのなら廃車が山のように近場にあるだろうに気づかれなかったことを踏まえると、旅行者を襲った後は車をどこかに隠している可能性すらある。ワンワン言ってるモンスターにはなかなかできないことであり賛辞を送りたい。
戦闘力は大きさなりの肉食動物程度であり気合があれば対抗することは可能。人間よりはやはりいくらか強いがモンスターとしては弱い。そこは意識しているのか群れで連携することは当然として追い詰めた人間を深追いせずに泳がすこともできるし、相手の戦意を削ぐためか殺した人間を見せしめのように並べてみたりする。ラストは不利を悟り矛を納めている。犬映画界初の知略型モンスターと言えるだろう。おそらくこれまでの訪問者はピッケル的なものや対野生動物用の銃など武器を装備していたことが想像されるために用心深い性質なのだと思われる。
まさか相手が金掘りグッズもなしにやってきた間抜けだと見抜けなかったせいで時間を与えてしまい結果として主人公の覚醒を招いてしまったことが敗因ではあるが、そこは知略型なので仕方ない。だいたい『キングダム』でもいつもそうなのでこれは歴史の必然なのだ。
撃退法
ダイナマイトでぼーん。
END
生き残った二人は必要以上に親密に街を後にする。
最後に独断と偏見によるおすすめ度
注意 管理人はモンスターパニック映画の観過ぎで正常な判断ができていない恐れがあります。
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