『プロフェシー』この題材でまじめなサスペンスを作る気になるのが何よりのサスペンス
超あらすじ
嫁さんが化け物を見たって死ぬ前に言って、自分も不思議な体験をする。
パッケージはこんな感じ ↓↓↓ ってない。パンフだけある。
寸評
低予算オカルトサスペンス
以下はネタバレです。ご注意ください。
モンスター寸評
その気になれば恐ろしい力を秘めていると思われるが、人間に害意を持っているわけではない謎の存在。生物というよりも現象、若しくは、神様の一種に近いと言える。
有名なUMAの一種。モスマン。モスマンの定説としてはエイリアンのペットやエイリアンそのものとする設定があるがその中には超地球人説というものもあり、本作ではこの超地球人説によるものと類推される。見た目は従来のモスマン像。以下は本編ベース。
人間よりも高次の存在のために人間からは認知できず、モスマンから影響しようとした場合のみ限定的に接触できる。・・・うん、わかりやすいですね。
本来ならば人間からは認知できないしモスマンサイドも人間に興味を持たないので、人間が彼(彼ら)を感知することはないのだが、なぜか近場の大事故を下等な人間に教えようと思い立ったために人間側から感知されることとなった。妻の死の描写から一見呪いのようにも見えるが行動はただ未来を予知するのみであり直接何かをするわけではない、また予言による未来の危険を回避することも不可能であるために教えられた人間がヤキモキしたり、人によって精神を病んだりする以上の効果はない。つまり干渉されることで若干名の被害者が増えるだけである。もちろんモスマンに悪気はない。
予言は電話をかけてくるという方法で行われ、その予言は数字や場所だけで構成されているために、当たっていることは後に確信的に認知できるものの、事前には何が起こるのかまるで把握できない、モスマンがただ俺すげーんだよ。とアピールしている以上の意味は持たずかなり傍迷惑。しかしながら本作の監督曰くモスマンの予言による事故の生存者はそれぞれの人生に大いなる意味を感じるそうであり、心底この監督やべーな。と思わせてくれた。
在り方に近いのかモスマンの電話での話し声を鑑定にかけると電気の一種に似ていると解析された。自立型スタンドなのかもしれない。見た目もこの説からするとまた人間の脳が錯覚していると見るのが妥当で翼や大きな目など姿は意味を持つものとは言えないだろう。
知性やパワーは地球上で我々が認知できる何よりも高いと思われ、討伐は不可能。有効打すら与えられる可能性がない。そのようなモスマン様がなぜ人間風味の名を名乗り下賤な人間界に干渉しようと思ったかも不明であり、ただそうあるが故そうなったというしかない。
とりあえず蛾人間が人をどんどん襲う映画を作ってくれよ頼むから。なんだこの込み入った上で無意味なストーリー。馬鹿なの。
劇終では予言に飽きたのか高次の生き物らしく迷惑なだけで意味がないことを悟ったのかポイントプレザント周辺から引越したようで、この事件以降アメリカ各地で目撃されるようになった。予言もしてなさそうである。
また彼が最初に発見されたポイントプレゼント周辺はUFOや心霊現象の多発地帯であり、何かしらの力場であると言える。もちろん嘘つき遺伝子が蔓延した地域であるとの見方も可能ではあるが当ブログではもちろん前者を支持している。理由はいらない。嘘なわけないのである。目を見ればわかるし、目が見れなくても何となくそういうのわかる人なんで僕。
メタ的にもこの映画の関係者80人以上が謎の死を遂げたという眉唾ものの曰くがあり、壮大な世界観を背負ったモンスターと言えるが、反面で不思議なほどこの映画のモスマンに興味が湧くことはない。
映画自体も高次の存在であり一般的にはその良さが認識できないと捉えるのがプロの間では常識である。
撃退法
不可能
END
主人公が新しい恋に落ち、モスマンはなぜか引っ越す。
最後に独断と偏見によるおすすめ度
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