死ぬまでに見ておくべきモンスター映画はモンスター映画全部です。

映画に出てきたモンスターの紹介ブログです

『ネスト』アリのままの自分でいーるーのー。

超あらすじ

 引っ越ししてきたら、近所に化け物が住んでるっぽい。

パッケージはこんな感じ ↓↓↓ 

 

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寸評

三流ホラー映画としては超一流。

以下はネタバレです。ご注意ください。

 

 

 

 

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モンスター寸評

地中に棲んでるらしきぬらぬらした人型の種族。取り立てて人間に害意を持っているわけではないが繁殖のために人間を襲う、種族として絶滅の危機に瀕しているがその割には消極的。

 

数千年前から人間と生存競争を繰り広げてきた生き物。だが圧倒的に人間優勢なために現代では研究者すらろくにいないし誰も知らない謎の亜人種族。名前すら無い。

 

オスしか生まれないために人間の女性をさらい、体を変異させることで疑似的なメスにして繁殖する。非常に繁殖力が弱いように思えるが主人公の家の近くの塚に数十体程度生息していた。

 

慢性的に絶滅の危機に瀕しており主人公の新居のまえの住民をさらい変異させたが、事態に気付いた住民の祖父により阻止されており、絶滅寸前なのに新たな転居者が来るまで手をこまねいていた、主人公の一家に女性がいなかったら大人しく絶滅したのだろうか?

 

見た目はヌルヌルした子供であるが目が大きく、爪とヤツメウナギのような口を持つ。夜行性のようだが単純に暗闇の方が有利であることを認識して狩を夜に行うだけかもしれない。光で怯んだりは見受けられなかった。

 

肉食で劇中では猫や人間を襲って食べているがどちらもほとんど肉体が残っており、好き嫌いが激しいのか基本的には草食なのかは不明。

 

一応牙による噛みつきが強力なので肉食なのだろうが個体数の割には食事量が少ない。成体でも80センチほどの大きさなので食事は少なくても済むのかもしれない。

 

投石でライトを壊す程度の知性はあるが、連携した狩は行えないし、車にも簡単に引かれるのでそんなに賢くはない。どうも映画的にはアリとの親和性を意識させたいようだが、地中に住む以外にはそれほどアリをイメージさせる性能はなく顔が多少アリに似ているくらいである。ちなみにアリはハチの仲間である。

 

地中に縦長の巣穴を作り住んでいるが警備体制はざるもいいとこで、普通のおじさんが巣穴に入って簡単にさらわれた娘を連れて出てこられるし、昼間はノーガードである。

 

探査能力は低い、力も低い、頭もそんなに賢くなくて体も小さいために武器を持って向かい合えば成人男性ならいい勝負ができるだろうし、そこそこの訓練を積んだ兵士ならばそうやられたりはしないだろう。銃に対する警戒心のなさは野鳥よりも低いため、銃撃体制の相手に真正面から突撃するシーンがいくらか見られる。もはや不憫にすら思う。

 

どういうわけだか思春期の女の子を惹きつける性能を持っており、狙われた女の子は自分から彼らの巣のそばへ行きたがるようになり、数日で体も彼らの仲間のように変異させられる。またこの際に少女と人形を互いに交換するという謎の文化を持っており、標的の少女には虫が詰まっクルミ入りのわら人形が送られる。どう見てもゴミ以下の贈り物ながらこれで彼女はメロメロになる。とことん思春期の女の子って難しい。アリのママってアリのお母さんじゃないぞ。

 

こんな手の込んだ繁殖が必要な進化をする前に普通にメスが生まれるような進化をするか、せめてもう少し高い戦闘能力があった方が遥かにいいのだけど、いわゆるメモリをこの機能に全振りしたのだろう。絶滅やんぬるかなである。

 

かなり弱いモンスターではあるが近所にいたらすごく嫌なので脅威度はおまけしとく。

 

撃退法

ショットガンなどで普通に殺せる。

END

残された息子が父らしき影を見つけるが後ろには彼らの一体が・・・ 

最後に独断と偏見によるおすすめ度 

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注意 管理人はモンスターパニック映画の観過ぎで正常な判断ができていない恐れがあります。

各表の基準はこちらからどうぞ。⇓⇓⇓

korekaranoeiga.hatenablog.com

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