『クリスティーン』若者が派手なおばさんに入れ込んでおかしくなる話。
超あらすじ
俺この車大好き。車も俺大好き
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寸評
B級映画としては見所の多い映画。
ってか昔DVDが置いてあるの見てびっくりしたくらいだったけど、今は普通に見られるのね。
以下はネタバレです。ご注意ください。
モンスター寸評
突然変異により意志を持った車。非常に自意識が高く害を与えたものには故意によらず反撃する。小説版では前の持ち主の怨霊が憑りつた車であったが、本作では理由は不明。
映画のスタイルは悪魔祓いだけど悪魔が取り憑いたわけでもなく、工場で生まれた瞬間から意思を持ったモンスター。もちろん悪魔の可能性もあるがだいたい悪魔なんて非科学的だし、そんな描写はない。
前の持ち主が死に(車と心中だと思う)打ち捨てられてボロボロだったところを主人公が買い取りレストアして復活した。そのために主人公に異常な妄執を持ったモンスター。車種はクライスラー社のプリムス・フューリーの赤。
車名は復讐の女神フリアイから来ている。フリアイはたまにRPGの敵で出てくるので馴染みがある人もいるだろう。
本体のクリスティーンという名前は前の持ち主によりつけられたもの。自動で動き、高い再生能力を持つ。
嫉妬心の強い女性として描かれており、主人公の彼女に敵対心を持っているほか、最初の殺人は自分のシートにタバコの灰を落としたクライスラー社の作業員。シートで死人が出た車だけど売りに出された。おおらかな時代である。
攻撃方法は車内に閉じ込めての一酸化中毒死や単純に轢き殺す、ガソリンスタンドでは火を使って誘爆を引き起こして敵を巻き込むなどもしており、なかなか賢い。
推測の域であるが、かかる確率は低いけどかかると重いチャームの能力を持っており、魅了された人間は人格にまで変化を及ぼす。
とはいえ所詮は車であり、隠れて犯行に及ぶけれども目撃者がいたり、肝心の隠れ家の持ち主に殺害後の帰宅シーン見られたりするために、この車が怪しいとすぐに目をつけられてしまった。アリバイ作りとかは知らないのである。所詮は車の中でも頭の悪そうなアメ車の限界といったところか。
多分レクサスなら時間差トリック、カローラなら時刻表トリックなどを使いこなすだろうし、外車でもアウディとかなら巧妙に別の犯人を仕立てあげられるし、マイバッハなら手下を動かす。アメ車はこれだからいけない。
モンスターとしての真価はその再生能力にあり、ボロボロになっても数分で回復できる。それを活かした特攻はかなり脅威。
オールディーズのロックをこよなく愛しており、主人公が死ぬ際には思い出の曲をかけるなど情緒面が高く成長している、無機質なモンスターでありながら、人間味の強いモンスターの一人である。
撃退法
ブルドーザーで一騎打ち
END
四角い鉄くずになったクリスティーンの残骸が少し動く
最後に独断と偏見によるおすすめ度
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映画50音索引 - 死ぬまでに見ておくべきモンスター映画はモンスター映画全部です。
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