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映画に出てきたモンスターの紹介ブログです

『案山子 ~KAKASHI~』なぜアルファベットにして二回言うのか?

超あらすじ

兄貴が失踪したので手がかりを探して山奥の村へ・・・

 

パッケージはこんな感じ ↓↓↓ 

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寸評

よくあるやつ。

以下はネタバレです。ご注意ください。

 

 

 

 

 

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モンスター寸評

不来方村の因習、案山子祭りによって現れるモンスター。これまではただ死んだ者が一時的によみがえるみたいなお祭りだったようだが、近年様子が異なってきているとのこと。 

 

山深い山村の因習から生まれたモンスター。案山子に死者の霊を降ろした依代のようなもの。生前の記憶を持ち見た目も元の人間と変わらないが、実際には藁である。

 

年に一度の祭りで現れる存在だったようだが、そこがはっきりせず、共存しているとの発言もあるので、案山子人間の通常の稼働状況についてはよくわからない。最近は様子が変わってきたとのこと。劇中でもはっきりとした行動は見られないが、どうやら案山子を人間にするお祭りが、いつのまにか人間を案山子にするお祭りになってきているよう。お祭り界のポロロッカである。はっきりとは分からないが村の人間の半数くらいは案山子かもしれない。

 

どうやって生身の人間を案山子に変えているのか疑問だが、案山子を人間にできるのならその逆もまた可能だと理解するしかない。おそらくここ数年で案山子に入って来た魂に悪質なものがおり、それに他の案山子が支配(もしくは感化)させられていると考えられる。

 

生前の意識の他に、統一された意思を持っているような行動も取るが、訪問者を追い返したいのか取り込めたいのか支離滅裂なところもある。不思議の国のアリスよろしく藁の脳味噌では限界があるのかもしれない。

 

人間の女性よりは強い力を持つが、藁なので脆く、またよく燃える。チャッカマンさえあれば相当戦えるし、手持ち花火とか松明で圧勝できるモンスター。また、帰りたくなくなる。というセリフや村人の様子から軽い催眠も可能なのかもしれない。傍目には、相当な割合の人間がすぐ帰りたいと思いそうな村に見える。

 

案山子を作りお祭りで祈るだけで、どこの誰でも死者を復活させられるというお手軽さは脅威にもなりうるが、なったらなったで不便は無さそうなので脅威度は低い。

 

人類を支配するのは到底無理そうだし、逃げようと思えばそこそこ逃げられそうだし、モンスターが複数いても隙だらけなので、評価は低いがオリジナリティがあるので存在感はそれなり。

 

また序盤に「嗅がし」がどうの「悪霊」がどうのと勿体ぶった説明があるが、物語はこれをはっきりと覚えていないと掴みにくい。

 

撃退法

良く燃える

END

脱出寸前にお兄ちゃんに呼ばれて笑顔満面でもどる主人公。 

 

最後に独断と偏見によるおすすめ度 

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注意 管理人はモンスターパニック映画の観過ぎで正常な判断ができていない恐れがあります。

 

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korekaranoeiga.hatenablog.com

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