『パラサイト・バイティング 食人草』現地の人だ、写真を撮ろう。
超あらすじ
マヤの秘密の遺跡にいってひどい目に合う
パッケージはこんな感じ ↓↓↓
寸評
心理系パニックとして良くできてる
以下はネタバレです。ご注意ください。
モンスター寸評
マヤの遺跡に繁茂する蔦植物。異常な繁殖能力を持っており、現地人の恐怖の対象でありまた管理されていた。繁殖力が旺盛でひとたび触れると種を植え付けられてしまい逃れられない。
メキシコの知られていない遺跡に生えるツタ植物。ピラミッド状の遺跡の周囲と内側にびっしりと生えている。何故か屋上と階段には生えていない。葉とツタは緑で栄養を得ると赤い花を咲かせる。葉と花はケシ類に似ている。
触れるだけで種を植え付けられ、その後傷を負うと種が体内に侵入して自在に動き回り育つ。またツタを自在に動かして弱った生き物を捉えて養分にする。その際には口から侵入して獲物を窒息させたりする。種を植えられると逃れる術はない。音真似が得意で雄しべと雌しべをふるわせて携帯の着信音や人の声を真似る。また確実ではないが人に幻聴を聞かせる能力があるような描写がある。未知の植物であるがもはや妖怪の一種なのかもしれない。
一旦触れてしまうとどうにもならないために、マヤ族の生き残りとかいう、遺跡の側に住む部族に管理されており、一度触れると部族により厳重な遺跡への押し込め隔離政策を取られる。この隔離はかなり厳重で一族総出で取り囲み野営し常時数名の武装した見張りがつく。また見張り中に植物に触れたものもやはり隔離される。
この世界規模に危険をもたらしかねない植物を一族を挙げて管理するこの部族には頭が下がるが、コミュニケーションが取れないのでせめてメキシコ語くらいは覚えておいて欲しい。一生懸命なのはほんとわかるし、話したところで・・・ということもわかるんだけど。
まぁ言葉が分かると情にほだされて隔離しにくいし、どうせいうことを聞かないから意味はないのかもしれない。
基本的に元気な人間に対しては無力で、ちぎったり踏んだら引き抜いたりできるがいつのまにかタネが入り込み、いつの日か傷口ができると体内で育ってしまうために人間からすると引き分け以下の結果しかうまない。触れた時点でいつかは養分にされてしまう。
人間の感情を読み取れるのか、パニック状態の人間を惑わせる音真似や人を出す。案外、一部の植物にはそういう能力があると聞いたことがある、これはバグスター効果というのでググると良いよ。
多くの植物と同じくアルカリに弱く、簡単に言うと塩を撒くと生えられない。ならば種を植え付けられても塩でなんとかできるのでは?と思うがそのことを知っている現地人が諦めていることから多分やりようがないのだろう。
色からすると光合成もできるのだろうが、遺跡内にもびっしりと生えており、また暗闇で動き回ることからあくまで補助であり、活動のメインは人間などの動物からの養分で賄っていると考えられる。
燃やしたり、塩を本格的にかけまくれば倒せるかもしれないが、そのくらいのことはマヤ人もやっているだろう。遺跡のどこかからまた生えてくるし、そもそも遺跡から植物をどけたところで良いことはないのに費用がかかり、不手際があれば余計な犠牲を産むのだからやれないしやらない。と見るのが妥当。これまでのモンスターとはまた違った強さを持つモンスターである。
撃退法
燃やすとかちぎるとか
END
ギリシア人の友人が仲間を訪ねて遺跡にやってくる
最後に独断と偏見によるおすすめ度
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