『クラーケン・フィールド HAKAISHIN』知っているのに誰もイカ対策をしない。
超あらすじ
巨大イカはいるものの失われた財宝を求めて・・・
パッケージはこんな感じ ↓↓↓
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寸評
真面目で盛り上がりに欠けるけどできはそこそこ。
以下はネタバレです。ご注意ください。
モンスター寸評
伝説上のモンスター、クラ―ケン。ヒロインの説によるとスキュラとも、大げさなうたい文句は付いているが、基本的には大きなイカであり、 特殊な能力はみえない。
温暖化の影響で現れたと劇中のニュースではいうもののヒロインの見解では、トロイのマスクと共に海底に沈んだ秘宝、青い卵形の宝石を守っている守神的なモンスターで伝説のスキュラではないかとのこと。主人公の見解では同一個体が世界中(イタリア、スペイン、ノルウェー、中国、イギリス、ギリシャ)で目撃されており通常の種ではない存在とのこと。
地中海から大西洋にインド洋を経て北太平洋のカナダの沿岸まで同一個体が数千年も行動しているかは不明だが、ただの巨大なイカというわけではないことは積極的に人間を襲うので確かと言えるだろう。劇中ではクラーケンとかスキュラとか言われている。
スキュラというのは上半身美女、腰に6つの犬の頭がついて下半身が魚という、えっ、それどうなってるんすか?というギリシャ神話によくある謎造詣の怪物。普通の乙女(水の精霊とも)だったが変な神様に言い寄られた挙句、その神様に恋慕を抱いていた魔女に嫉妬でそんな体にされてしまった上、最後は岩にされてしまうかわいそうな化け物。ファンタジーゲームとかでよく中ボスクラスで描かれるやつで、下半身の魚と腰の犬頭を混ぜてイカの足によくされている。何重にも人権を踏みにじられた逸話である。神様に近い妖怪みたいな。ただしこの作品ではヒロインが元ネタじゃないか?というだけなのでこのイカをスキュラと言えるかは微妙。
クラーケンはもっと単純で、海にいるでかい怪物の総称、タコイカが多いけどドラゴンやマンタとかにも使われる。とにかくデカければクラーケンと言っていいので、今回のモンスターは間違いなくクラーケン。つまりスキュラの可能性のある巨大イカタイプのクラーケン。というのが今回のモンスター。
行動や性能はイカであり、せいぜい宝石を守っていそうなことと積極的に人間を襲いがちな部分がモンスターとしての特徴。でかい分パワーがあり触腕の爪と合わせて軽々と人間を引き裂くが耐久性は異様に低く、ライフルの連発で退治できる。
モンスターとして行動は大目に見て神秘的というかモンスター的だけど、肝心の性能はでかい動物というところで、勝手に主人公が解釈しているが、たまたまそこにいた突然変異という可能性は捨てきれない。破壊神というほどではないし、スキュラの名前少しもったいないだろう。
撃退法
ウインチに足を巻き込んで銃で撃つ
END
宝石が海に沈んでいる。
最後に独断と偏見によるおすすめ度
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映画50音索引 - 死ぬまでに見ておくべきモンスター映画はモンスター映画全部です。
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