『ガス人間第一号』じじいも納得してるのかい?
超あらすじ
ガス人間が銀行強盗する
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寸評
良さはある。
以下はネタバレです。ご注意ください。
モンスター寸評
パイロットになれなかった青年水野がマイルドなマッドサイエンティスト佐野博士の口車に乗せられて変異させられたモンスター。 ガス状態ではかなり無敵に近い性能を誇り社会に対する脅威となる。
精神集中することで体を気体に変化させられる人間型のモンスター。パイロットになる夢を挫折した図書館員の青年水野が佐野博士の狂気の実験の被験者となり生まれた。当初は強靭な肉体を持つ人間を作る予定であったがどういうわけだかガス人間第一号が完成した。今回こそは自信のあったとは博士の談。見慣れた光景である。もちろん博士はガス人間の最初の被害者となる。
水野がパイロットになれなかったのは体格が規定に満たなかったとのことで、同情の余地はあるものの悲劇とまでは言えないこの一事を盾に社会への不満を抱き、安い給料で実験台にされたことから社会は弱肉強食だと思い知る。
図書館に来ていた日本舞踊の没落家元に恋慕して、彼女の夢を叶えるべく銀行強盗を行う。非常に短絡的であり、いかにも戦後直後の倫理観で描かれる人間性は清々しい。緻密な計画さえ有れば生涯バレない犯罪であったが、渡した金のナンバーから家元に容疑がかかるにあたり、自分から名乗り出た挙句、ガス人間であることの種明かしや佐野博士の研究であることまで教えてしまった。
この一連の中で、ガス化の万能性を警察や新聞社が知ることにより多大な社会不安を招くが、もし佐野博士の研究室に有効な対策なんかが残されていたのなら解決してしまっていた。全くガス人間にも軽率なところがある。
神出鬼没で物理無効というかなり万能な能力であり、傲慢さと能力への過信ゆえの軽率さはあるものの人間レベルの知性があるためモンスターとして総合的な強さは高く、あえて出てきて社会不安を煽るなど普段のモンスターとは違う脅威となるなど独創性も高い。
残された人間性が唯一の弱点となったのが、
皮肉でありまた希望なのかもしれない。
撃退法
UMガスを充満させた劇場ごと爆破する
END
ぼろぼろのガス人間が劇場から這い出てきて息絶える。
最後に独断と偏見によるおすすめ度
注意 管理人はモンスターパニック映画の観過ぎで正常な判断ができていない恐れがあります。
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独断と偏見に満ちた内容ではございますが、お楽しみいただければ幸いです。また明白な誤りや誤字等がございましたら大変お手数をおかけしますが、訂正した内容で同内容のブログを作成して上げていただくかコメントにてどうぞお知らせください。わたくしの自尊心が傷つかないように丁重かつわかりやすくご指摘いただけますと幸いです。