死ぬまでに見ておくべきモンスター映画はモンスター映画全部です。

映画に出てきたモンスターの紹介ブログです

『隙間女 劇場版』言いにくいんだけどアイドル出さなくてもホラーと見るからさ。あの。

超あらすじ

妹が怪奇スポットで呪われたのでそこを観に行くと呪われた。

 

パッケージはこんな感じ ↓↓↓ 

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寸評

本気で作ってるのかな

以下はネタバレです。ご注意ください。

 

 

 

 

 

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※連れ込まれた人間は隙間女(男)になる

モンスター寸評

よくある心霊スポット憑りつきタイプの悪霊。もともとはストーカーに殺された女性の悪霊らしいが、性能的には悪霊を越えている。除霊は不可能ではないが時間がかかるらしい。

 

心霊スポットとして知られる民家に潜む悪霊。訪れたものに取り憑き、ありとあらゆる隙間から覗き込むという嫌がらせを続け、心身を弱らせて異界へと連れ去る。

 

劇中では20年前にストーカーに監禁の末殺された岩田という女性がこのモンスターの素体となっているが隙間女自体は昔から日本の怪談話で語られる妖怪であり、本作のモンスターは岩田の霊が隙間女的な能力を持った、不幸な死に方をした女性が隙間女になる。妖怪隙間女が岩田と融合した、隙間から見える幽霊を隙間女と呼び岩田もその一種、そもそも岩田の霊は隙間女自体ではないなどのパターンが考えられるがどれかは不明。でも大丈夫、隙間女は実際にはいないのでどれでもいいだろう。

 

しかしながら、人そのものを消し去る能力は普通の悪霊としては、過度な特性だと言えるので妖怪などの人間を超えた存在の影響はあると考えるのが妥当だろう。ストーカーに殺されたのは可哀想だけど何もこんな野放図に被害を撒き散らさなくても。

 

岩田の婚約者は20年間、この隙間女を探しており、霊媒師には存在してる期間と同様の期間供養すれば成仏させられると聞いているものの、何故だか隙間女の本体である岩田を供養すればなんとかできるはずと信じている。専門家の意見より自分の思い込みを重視するタイプ、ネットの管理人を長く続けられるだけあって思い込みが激しい。

 

だいたい愛した女性が失踪した後、ピンポイントに妖怪になっているのではないかとあたりをつけて20年間近くも活動してサイト運営までしている。当たってるとはいえこれでは彼女も浮かばれない。ストーカーとこいつとか岩田の男運最低すぎるんだけど。

 

果たして、主人公が岩田の遺体を見つけて遺体の手を握ると供養が達成されたのか遺体は青白い炎に包まれなんとなく除霊成功みたいな雰囲気になる。嘘、そんなんでいいの。婚約者管理人のが正しいの?と一瞬思うがやはりダメで少しの平穏ののちに主人公とその妹も隙間に連れて行かれてしまう。

 

因みに婚約者も主人公に専門家の意見は伝えていたのでその点は自己責任。思わせぶりな青白い炎を見ればなんか大丈夫な気がするのもわからんでもないが、とにかく専門家の意見は聞くべきである。好き嫌いの問題ではない。

 

主人公はラスト、多分妹が変化した隙間女に連れて行かれたようであり、このあたりからすると岩田の除霊は成功したが隙間女の呪いは継続していたと考えるのが妥当かもしれない。ともあれ、主人公の仕事場と妹の家の2軒がまた心霊スポットになるのかもしれず迷惑な話である。

 

時間をかけて除霊すればなんとかなるはずとはいえ、呪いにかかるハードルが低いことと一撃必殺の能力を持つためにモンスターとして強さ、脅威度は高い。

 

撃退法

死体の手を手を握る?

END

 主人公と妹がどこかへ引きずり込まれる

 

最後に独断と偏見によるおすすめ度 

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注意 管理人はモンスターパニック映画の観過ぎで正常な判断ができていない恐れがあります。

 

各表の基準はこちらからどうぞ。⇓⇓⇓

korekaranoeiga.hatenablog.com

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映画50音索引 - 死ぬまでに見ておくべきモンスター映画はモンスター映画全部です。

モンスターの教科書はこちら

 

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