『殺人魚獣ヘビッシュ』ヘビッシュはものの弾み
超あらすじ
田舎で雷魚が暴れる
パッケージはこんな感じ ↓↓↓
寸評
典型的なそこそこモンスターパニック
以下はネタバレです。ご注意ください。
モンスター寸評
州政府が不妊処置をしたレッドスネークヘッドがなぜだか、大進化を遂げたモンスター。逃げ出したのはサンプル0とよばれる個体だが、すぐに繁殖して周囲の住民を襲いだした。
いわゆる侵略的外来種として知られる淡水魚レッドスネークヘッド、雷魚の一種であり空気呼吸できる。日本でも熱帯魚として販売されている。気性が荒く生命力が高い上最大で130センチ程まで成長する。肉食だがなんでも食べるのでお手軽な飼育が可能。
でこれをどういうわけだか政府が不妊処置して移送中に逃亡。不妊処置に使った薬がまずかった為に本作のモンスターが誕生。せっかく危ない薬まで使ったのに、逃げた個体「サンプルゼロ」はきっちり妊娠しており、卵を産んで大繁殖。しかも生まれた幼魚は通常は成魚になるのに二年はかかるところを二日ほどで約2メートルまですぐに成長しておりあらゆる生き物を襲う。ついでに知能も上がったとのこと。何故か豚のように鳴く。
とりあえず、なぜ殺さずに不妊処置なのか、そしてなぜそんな強力な謎薬を使ったのか、その上なぜ不妊に失敗するのか、なおかつそれをどこへ運ぼうとしていたのかと、モンスターが誕生するにあたり絶妙なバランスの綱渡り的博愛主義のもとに生まれており、生命の誕生の奇跡を目の当たりにできるモンスター。
タイトルのヘビッシュは悪ノリ邦題であり、殺人魚獣でもヘビッシュでもない。
普通のレッドスネークヘッドは一度に卵を15,000個ほど産むと言われており、逃げたサンプルゼロもざっとみてそれに近い数の卵を産卵しているようであり、そのうちのおそらく100個近くが孵ったように見える。またサンプルゼロの卵は黒く光るガチャポンのような感じ。陸地に産卵されていた。
魚系モンスターにありがちな攻撃力特化型であり、一撃必殺の噛みつき攻撃を誇るが耐久性は自然動物並みでショットガンや包丁でも対応可能。
親玉であるサンプルゼロは4メートル程度の牛ほどの大きさに成長しており、サブマシンガンの直撃にも耐え、モーターボートと同程度のスピードで泳ぐ。
ワニすら食べてしまう食欲、繁殖能力、また陸地まで餌を求めて移動する貪欲さを持つが相対すれば駆除可能な動物の範囲であり、モンスターとしての評価はさほど高くない。
撃退法
銃で撃ったり、燃やしたり、包丁で刺したり
END
苦難をのりこえて家族が仲直りしたりする
最後に独断と偏見によるおすすめ度
注意 管理人はモンスターパニック映画の観過ぎで正常な判断ができていない恐れがあります。
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