『ザ・ベイ』レインマンの監督が…。
超あらすじ
港町で奇病発生。
パッケージはこんな感じ ↓↓↓
寸評
丁寧で実直。
以下はネタバレです。ご注意ください。
モンスター寸評
水質汚染により突然変異したワラジムシの一種。海中をただよい飲みこんだ生物の体内を食い荒らす、大きくなれば水中を泳ぎ直接生物に襲い掛かる、寄生されると致死率はかなり高い。
ウオノエ科のキモトア・エクシグアの変異種。ウオノエ科は実際にいる生物で、動物とか好きな人なら魚の口から覗く虫みたいなもの、タイノエとかソコウオノエとかをテレビなどで観たことがあるのではないかと思う。魚のエラなどから入り込み口内に寄生して魚の舌を食べたりする最高に気持ち悪い生物である。たまに売られている魚にも入っているが人間には無害。甲殻類に分類される。
メリーランド州のチェサピーク湾に面した港町クラリッジ、そこでは養鶏場が盛んであり、成長促進剤をバンバカ与えられた鶏が何十万羽とおり、その糞が海中に投棄されることにより深刻な水質汚濁が起こっていた。湾の水からはPCB、有機リン酸エステル類、環境ホルモン、バイアグラ、エストロゲン、DDTなど多様な汚染物質が発見されており、湾の40%では生物も見られない。そんな海水を濾過して飲料水などに使うクラリッジ。市長がこの地域の水は美味しいというシーンがあるが、これはもうなんか味がついてるんじゃないかと思う。
成体は劇中では5センチ程度の大きさであり、ウオノコバンに少し似ている。海中で泳ぐ生物を襲い食いつく。鋭い牙を持っており、それはダイバースーツを軽く食い破るが、基本的にはほぼ虫であるため踏み潰したりすれば殺せる。ウオノエ科は一般に魚の血を栄養とするとされるがこちらはどうも肉を食べているように見える。
このモンスターの本当の脅威は幼生。目に見えないほど小さく、海水を濾過する施設もどうやら突破しているようで、水を飲むなりして体内に入れてしまうと、しばらくして上半身を中心に疱瘡や赤い炎症が体表に現れ、人体を食い荒らしながら八時間ほどで成虫にまで成長し体を食い破って出てくる。
細菌類やウイルスと違い、体内に入るとほぼ発症するものと見て間違いなく、さらに致死率は100%に近い。ウオノエ科であれば雄性先熟の可能性が高くその場合、繁殖能力もそこそこ高い。モンスターとして戦闘力は皆無に近いが、一晩で一つの街を壊滅させるほど脅威度は高い。
撃退法
踏んだりすれば殺せる。
大量の塩素を海に投入
END
狂言回しの女記者が締めて終了。
最後に独断と偏見によるおすすめ度
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