『BANSEE!バンシー』変身できても使い道がない。
超あらすじ
キャンプ中にバンシ―に襲われたので逃げる。
パッケージはこんな感じ ↓↓↓ ってないわ。
寸評
雑ではあるが最低限ではあるかな。
以下はネタバレです。ご注意ください。
モンスター寸評
劇中北欧の妖怪(妖精)バンシ―ではないかと呼ばれ、その後もバンシーとして扱われるが、言い伝え上のバンシ―とはあまり行動が一致しないためにバンシ―の変異種か違うモンスターだと思われる。
アイルランドなどに伝わるバンシーは森の中に住む女の姿の妖怪で森の中で時折り叫び声を上げ、それを聞いたものの命を奪うとか、死期を知らしめる、どちらかといえば魔法使いタイプというか知性派、呪い系のモンスターであるが本作で出てくるバンシーと呼ばれるモンスターは、バリバリの肉体派で共通点は目が赤いのと森に住んでることくらいである。目が赤くて森に住んでるだけなら野うさぎでも同じだが。
人間に変身して人間に近づき人を襲い殺すが、普通に走ってきて殺してもだいたい結果は変わることのなさそうなシーンばかりで有効に使えているとは言えない。実際、空を飛んで急降下して襲ってくることもあり、わざわざ回りくどくしなくともと思うが、モンスター自体も変身できるからしているものの必須だとは考えていなさそうである。
かなり力が強く、人間を軽く引き裂いて殺すことが可能だが、尖った木の棒を投げてきたりもする。このことから人間ほどではないものの類人猿くらいには知能はあるように見える。
そばにこのモンスターがいると電波障害のような現象が起き、ラジオや無線が使えない、パトカーのサイレンのような大きな音を苦手しており、エレキギターでロックを演奏することで動きをかなり制限できる。また変身中、そうした機器が作動すると変身した像にノイズが入る。この辺りから電波や音がこのモンスターの存在に大きく関わることがイメージされ、霊的なモンスターとも考えられるが、反面で行動は動物的で襲った人間をむしゃむしゃ食べる。体の大きさの割には襲う人間の数が多いので、直接的に肉を食っているように見えてももっと何か魂的なものを摂取しているのかもしれないが、ともかく見た感じは動物的なきわめて物理的なモンスター。
人間の頭を爆発させるほどの音波攻撃をすることもできる。もしかしたら北欧の声を聞いたら死ぬってこういうことを言ってるのだろうか。
耳栓をしていると何故か襲われないという、どうやって気づいたのか皆目検討のつかない弱点があり、事実耳栓を外した側から襲われる。声を出したら襲われるならともかく普通に喋っても大丈夫で耳栓を外すと襲われる。意味がわからなすぎるのでやはり動物ではなく妖怪の一種ではあるのだろう。
また本編では主役のモンスター以外に似ても似つかない何か小さいモンスター?が出てくる。そんな素振りはまるでないが子供らしいので繁殖か分裂かはわからないが、ともかく増えることはあるようだ。
その子供は農業フォークで簡単に殺せるので、大人も物理的に殺せると考えるのが適当だが、ライフル程度では有効打にならないほど体が硬いために退けるのが精一杯である。直接描写はされないものの主人公たちも敗れてしまったようなので強さの底が見えないが、軍隊クラスの兵器ならなんとかなるのではないかと見えるので強さはやや控えめに、脅威度は多数の人間を襲うとはいえ危険な野性動物に毛が生えた程度と思われる。
撃退法
大きな音を出したりする。銃で撃つ。
END
別のところで新しい被害者が出る。主人公たちは死んだっぽい。
最後に独断と偏見によるおすすめ度
注意 管理人はモンスターパニック映画の観過ぎで正常な判断ができていない恐れがあります。
各表の基準はこちらからどうぞ。⇓⇓⇓
現在までに紹介した映画の索引はこちらからどうぞ。
映画50音索引 - 死ぬまでに見ておくべきモンスター映画はモンスター映画全部です。
モンスターの教科書はこちら
- 価格: 2390 円
- 楽天で詳細を見る
独断と偏見に満ちた内容ではございますが、お楽しみいただければ幸いです。また明白な誤りや誤字等がございましたら大変お手数をおかけしますが、訂正した内容で同内容のブログを作成して上げていただくかコメントにてどうぞお知らせください。わたくしの自尊心が傷つかないように丁重かつわかりやすくご指摘いただけますと幸いです。