『BATS 蝙蝠地獄』カイゼンってそういうことだろか?
超あらすじ
蝙蝠が凶暴化したのでなんとかしにいく。
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寸評
かなりちゃんとしている。
以下はネタバレです。ご注意ください。
モンスター寸評
アメリカ軍がマッケイブ博士に依頼した何らかのウィルスの研究に使われた二体のコウモリが逃走してオオコウモリと接触したことで現れたモンスター。集団である事が強み。
実験の詳細は謎のままとなるが、軍が何らかのウイルスの開発のために使用したコウモリ。実験体の二匹はポリヨセファルス、通称「空飛ぶ狐」とか呼ばれていたが、いまいち具体的にどのコウモリなのかわからない。本作に出てくるのはその二体とそのコウモリが保有しているウイルスに感染した大量のオオコウモリ。最終的に100万単位にのぼる個体数が脅威のモンスター。
このウイルスの特性は、コウモリの知性、集団性、攻撃性の強化に加えて雑食になることで生存性が向上する。コウモリであれば感染するが他の生物には感染しない。感染すると死ぬのではなく強くなるウイルスなんだけど、もしかしてこの実験、成功の暁には人間用にして自軍に使うつもりなのだろうか?、開発したマッケイブ博士は科学者の宿命としてコウモリを改善したとのこと。あまりの出来栄えに博士自身も惚れ込んでしまい、実験体をわざと逃して世界を混乱に落とし入れようとする。さらに博士はコウモリが自分の指令に従うと思っていたが、当然そんなことはなく呆気なく襲われて死亡する。勉強ばかりしたらダメとかの論調が強かった時代の徒花のような博士といえよう。
パニック映画ウイルスとしては珍しく身体性能を強化する作用はないようだが、凶暴性が異常に高まっており車に突進してフロントガラスを割るくらいには強い。また、草食のオオコウモリが肉も食べるようになることはなかなか脅威の幅が広がる。なかでもウイルスの性質のメインである知性強化は非常に効果が高く、銃を警戒して後ろから這い寄ったり車の隙間から忍びこもうとしたりする他、住処を調べるために発信機を取り付けたコウモリをすぐさま殺して主人公の計画を頓挫させたりしている。また感染力も高く放置すると半年ほどでアメリカを席巻すると想定される。
多少強いモンスターよりも大群で高度に組織化されてもいるためとにかく厄介。人間側もそれなりに対応したが、「テキサスの人はなんでも自分でできると思っているため」避難は遅れ、被害が拡大した。
対応が不十分ながら早期から始まったためまだ感染が限定的。弱点としては夜行性で低温に弱く、昼間に巨大な冷却装置をコウモリが巣穴にしているブラックロック鉱山に配置することで壊滅させられるが、他のコウモリの集団にまで感染が広がっていたとしたらとんでもないことになっただろう。
撃退法
殺せば殺せる。冷却装置で凍らせる。爆破して洞窟に閉じ込める。
END
生き残りのコウモリが車に轢かれて、終了。
最後に独断と偏見によるおすすめ度
注意 管理人はモンスターパニック映画の観過ぎで正常な判断ができていない恐れがあります。
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