『ランド・シャーク/丘ジョーズの逆襲』せめてタイトルはどちらかに決めようぜ。
超あらすじ
ランドシャークが逃げ出した。
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寸評
しんどい。
以下はネタバレです。ご注意ください。
モンスター寸評
軍事目的により開発された陸を泳ぐサメ。当然のことながらその程度では兵器としてあまり活用できないので、開発した博士が自分を変異させたのがサメ人間。
まぁサメ映画に無い(有る)ものを作ろうということから、ランドシャークなのでまじめに考えても仕方ないのではあるが、主人公の働くマルコ研究所のフォスター博士が開発した軍事目的の陸ザメが本作のモンスター。マルコ研究所の目論見では世界中の軍が欲しがる最強の兵器らしい。
陸を歩いてんだか浮いてんだか、とにかく陸地を移動して人を見つけては殺すサメ。死体の状況から食うことよりも殺すことを目的としているようであり、陸を進む以外にも人への攻撃性を付与されていそうな感じ。見た目は粘土チックなものでかたどったボコボコのサメであり、シーンにより形が違うこともあって見た目からはどの種のサメがベースなのかはわからない。
陸を謎の動力で進めるだけですごいことなので、陸上での動きはそんなに早くはなく、物陰に隠れながらターゲットに近づくことで人間を襲う。向き合えば走って逃げられる速度に見える。犬のようなハッハッという声が聞こえてきたら陸ザメかもしれない。あとグワーと吠えることもある。人を襲っては研究所の水槽に帰ってきたりもする。
本作では研究所から逃げ出した三匹のこの陸ザメがメインのモンスターである。軍事目的だけあって固く、主人公たちが持ち合わせたビームを出すなんか変な銃の攻撃を受けてもびくともしないが、場合によっては死ぬこともある。電柱の直撃による電気でも死んでおり、固いには固いがまるで死なないということもない。
とはいえこんなものが兵器として有効とは言えないことは、開発者のフォスター博士もわかっており、さらなるグレードアップとして人間にサメの特徴を移したサメ人間という構想を持っていた。サメ人間の被験者を自分でやってしまったところは馬鹿としか言いようがないがさすがは天才である。
サメ人間は顔がサメと言えないこともないような感じで、後頭部にサメの尾鰭に見えないこともないようなモノがついた、全身魚をイメージした質感の肌に覆われた人間で、能力は劇中では女性と取っ組み合いの末に負けてしまったのでなんとも言えないが、まぁ人間並みかあるいは下か、必死になれば運が良ければ勝てる可能性がある程度は人間より上の性能を誇っており、簡単に言うと失敗っぽい失敗作。
モンスターとしては両方ともに完成品とは呼びがたく、まだまだ発展途上であるが映画の出来がひどいので今後の発達も期待したくない。
撃退法
謎の光線銃で撃ちまくったりすればどちらも死ぬ。
END
ビーチに巨大なサメが現れる。
最後に独断と偏見によるおすすめ度
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