『赤ずきん』弱点は知っているだけ。そこをつくのは卑怯。
超あらすじ
中世の村でオオカミが暴れだす。
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寸評
真面目で面白味がうすい。
以下はネタバレです。ご注意ください。
モンスター寸評
人間に紛れて生活しているモンスター。日常的には人間と変わらないが、時折人を殺す。知性が高く必ずしも常に人を襲う訳でもないが、危険なことには変わりない。
劇中ではオオカミと呼ばれるが、いわゆる狼男が本作のモンスター。人間に化けて社会に溶け込み生活しており時に人を襲う。どこの国かは不明だが主人公の住むラガーホーン村では昔からオオカミに悩まされており、現在では満月の夜に家畜を生贄に捧げることで人間を襲わないと言う一種の協定が結ばれている。その協定がオオカミ側から破られたことにより物語が始まる。
本作のオオカミ男は、ある種の呪いにより巨大なオオカミに変身ができる人間であり、人とオオカミを合わせた形態にはならない。劇中に現れる高名なモンスターハンターであるソロモン神父のかつての妻や主人公の父のように通常の人間と結婚して、普通の人間を産み育てたりと、人に対して愛情を持ったりもするが、本性では人間とは別の種と解釈しているようだ。
ソロモン神父曰く、孤立しているものや黒魔法(おまじないや手品程度)の使い手がオオカミ男であることが多いそうだが、本作ではそうした例に当てはまらない。13年に一度の赤い月の時期(皆既日食)にオオカミ男に噛まれた人間はオオカミ男になるが、それ以外では例えオオカミ男と人間の間に産まれた子供でさえも普通の人間である、また、そうした子らはオオカミ男とテレパシーで会話ができる。
ラガーホーン村の人たちは、オオカミの主要な弱点が銀製品であることや、日中は行動できないこと、教会には入れないこと、住処がグリモア山の洞窟であることも把握しているが、肝心の人に化けることができる性質は知られておらず、住処については嘘の情報である。これは主人公の父親であるオオカミ男がうまく情報を操作していたものと考えられるため知性はかなり高いと言える。とはいえ、日中が弱点だー。とか言いながら、夜に洞窟に侵入していく村人たちであるから騙すのは簡単なのかもしれない。ほんと義務教育って大切。
弱点が既知のものとはいえ、オオカミ形態は目にも止まらないスピードで動く上に力も強く鎧を着ていても役に立たないために、歴戦の兵士が囲んでも勝敗はままならない。弓で狙って当てられるようなレベルでもないために犠牲覚悟の消耗戦は避けられないだろう。そのためソロモン神父も人間形態である昼間に村人に紛れたモンスターを探し出すことを重視していた。人間形態であってもプロレスラーくらいの力がある。また代を重ねるごとに強くなると語られている。
単純な戦闘能力がかなり高く、知性も頭の良い人間程度はあるため討伐は極めて難しい。人間との共生が可能であるために脅威度は低い。
撃退法
殺せば殺せる。最後は別のオオカミの爪で腹を刺す。
END
主人公の元にオオカミが現れる。
最後に独断と偏見によるおすすめ度
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