『ドント・ノック・トワイス』説明書を疑うやつは痛い目に合う。
超あらすじ
二回ノックしたら呪われる家を二回ノックして呪われる。どうして、こんな事に。
パッケージはこんな感じ ↓↓↓
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寸評
サスペンスとホラーの融合でサスペンス要素がややこしい
以下はネタバレです。ご注意ください。
モンスター寸評
定番の悪魔の一種。非常に手の込んだ方法で現実社会に災厄をもたらしている。劇中で戦闘は行われない為に強さは未確定ではあるが、能力が特殊であるために対抗するのは難しい。
バーバ・ヤーガとも、有名な悪魔だが、劇中で魔力が強くないと紹介されているものの、映画内ではどこが弱いのかはわかりにくい。むしろ強いようにも見える。対人間には強いけど聖職者とか神を相手どると全然ダメと言うことだろうか?基本的に人間の魂を支配して悪事を行う。
特定のドアに二回ノックした人間に呪いをかけて魔界に引き摺り込むが、その場にいた人間にも呪いをかけられる。呪いにかかった人間は自殺か他者に凶行を行わせることで呪いから解放される。また直接ノックした人間とその場にいた人間では呪いの影響が違うのか、ノックした主人公の友達は問答無用で連れ去られたのに対して、同席した主人公はいきなり魔界に連れ去られたりはしていないし、危ないタイミングでもお母さんが必死に引っ張って助けている。
引き摺り込まれた後も主人公たちは魔界から脱出しており、そうした部分をさして魔力が弱いのかもしれないが、演出上は必死に逃げたら出てこれたような感じなので、それならば他にも脱出成功者がいてもいいはず。別の理由があると思われる。母親が助けに来たことが脱出の鍵にも見えるが母親は救出のために件のドアをノックしており、呪いの直接対象なので余計に脱出への足かせにもなりそう。やはり呪いにかかってすらいない刑事を魔界に連れこんだ点が評価されたのだろうか。もしくはやたらと主人公の運がよく、全て偶然最適解を選んだのかは不明。
人間を使い魔にする性質のせいか人間心理に精通しており、人が嫌がる幻を見せたり、犯行が悪魔によるものと見破られにくいように容疑者を実社会向けにしたてあげたりしており、驚異度は高いが、一方で小物感が拭えないのは否めない。主人公たちが逃げ出す可能性を考えていたのか第二の策を用意しているあたりも、周到さよりも小心という印象を受ける。
また自殺すれば支配から逃れられるとのことだが、事件の発端とされたメアリーは自殺後も利用されているし、また悪事の犯人にしたてあげられている。メアリー自体はすでに昇天しているが、近隣の噂を広めることで実体化させた人間の集合心理を媒体とした使い魔。バーバ・ヤガ本人が化けている。自殺すればというのはバーバヤガの罠でむしろ自殺によりより強固に支配できる。と三パターンの解釈ができる。もちろん脚本の不備の可能性もある。ともあれ自殺はダメなので、あなたが呪われた際には誰かを殺すことに集中しよう。それが嫌な場合は二回ノックしたら呪われる家をノックしないことが大切。忘れないで欲しい。二回ノックしちゃダメな家を見つけたら二回ノックしたらダメ。わかったね。
自殺は罠説の場合、他人への凶行も解放の条件かも真偽不明になる。ラストの描写も本当にそれによって解放されたのかはわからない。とも言えるからだ。悪魔が契約を歪める事はいつものことではあるが、契約自体が嘘という事は少ない為、実は悪魔ではない可能性もいくらかある。スラブ系のバーバ・ヤガがなぜかイギリスにいる点も含めて考えると、かなり知恵がある低級妖怪が人間の心理を利用して悪魔バーバ・ヤガとして君臨している可能性もあり、悪魔のわりに小物な点や容易に脱出出来ること魔力の低さも併せて筋が通ってしまう。一つの視点として紹介したい。
撃退法
刑事を身代わりにした。
END
主人公の母親が呪われる。
最後に独断と偏見によるおすすめ度
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