『ボトム・プレデター 地底に潜む生命体』地下室に閉じ込められた被験者を地底に潜む生命体と描くことでいくらもらったのだろう。
超あらすじ
科学者が作ったモンスター化するかもしれない薬を科学者に打ったらモンスターになった。
パッケージはこんな感じ ↓↓↓
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寸評
トム・サイズモアやんか。
以下はネタバレです。ご注意ください。
モンスター寸評
食べたものの特性を受け継ぎ進化を続けるという触れ込みのモンスター。劇中では鼠人間。犬も食べていたがその特性の発露は確認できない、特性が現れるまで時間がかかるのだろうか。ある程度の変態を遂げると肉体が安定するのかは不明。
損傷した体を回復させる可能性を持った薬Aー12セラムを人間に投与することで生まれたモンスター。体は回復するが副作用で飢餓に襲われてしまいその後食べたものの特徴を体に反映させ変態する。つまり回復薬としてもう一歩どころか一億歩ほど違うものである。とりあえず本編では開発者の博士が薬の実験台にされてしまい、地下室に閉じ込められて飢餓によりネズミを食べたことでネズミ人間になってしまった。なんかとんでもない過ちという気がするが気のせいだろうか?見た目はかの桜庭あつこが出てる邦画『ネズラ』の怪物ネズラに似ている。パワーや知性、特徴は食べるものにより変わるのだろうが以下は本編に現れたリーチ博士版モンスターについて。
知性は確認しにくいが劇中の行動から人間並みにはあると思われる。凶暴性が高いがこれはモンスターの特徴か大切なはずの薬の開発者なのに理不尽に犠牲にされた博士の怒りによるものかはわからない。巻き込まれただけの主人公たちも見境なく襲うことから薬により判断力が落ちていると見た方が良いだろう。
人間プラス鼠ではあるがパワーはその計算式以上になっており、プロレスラーよりは強靭な肉体を持ち鋭い爪と噛みつきを駆使する。人間が素手で対抗できる相手ではないが、訓練を積んだ傭兵はナイフを使い多少善戦できている。つまり強さは大きさから常識的な範囲にとどまっており、なんなら熊とかライオンの方がパワーがある。また鼠の特性として嗅覚が敏感。ライトを浴びせられた瞬間に怯む姿も確認できるが、ネズミは夜行性なだけで光に弱いわけではないので暗いところに長くいたためだと思われる。というフォローができるのが大人というものだ。要は怪奇!ネズミ怪人という存在で強くはない。
体が不自由な大金持ちが自身の回復を計画して作られた薬ではあるが、もちろん人知れず米軍の陰謀が絡んできており、目的はいつもの如く超人兵士の製造を目指している。唯一薬を製造できる博士をいの一番に実験台にしてしまうあたり非常に頭の良い陰謀であり、たまたま居合わせた主人公たちがその後、薬の被験者に採用されているあたり進行は非常に行き当たりばったりで、高度な科学力とバカバカしい運営力が共存している。米軍はショッカーなのだろうか。もしかしたら怪人を作る組織はそういう風になるのだろうかと興味は尽きない。
人間をしのぐ性能は持つが安定性が低く、総合的な戦闘力は集団で命令通りの行動が取れる特殊部隊とかのほうが高いだろう、戦争は格ゲーではないのである。むしろ捕虜にした敵兵に薬を投与して送り返した方が実効性が高そうな気がする。非人道的な計画の割にはリターンの期待値が著しく低いために博士を殺さずに普通の薬の実験を続けていた方が絶対に良かったのだが、後の祭りすぎて誰もそのことは気にしない。
撃退法
斧とライフルでぼこぼこにして、爆弾で吹き飛ばす。
END
爆風で気を失っていた主人公と姪が軍に捕まり実験台になる。
最後に独断と偏見によるおすすめ度
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映画50音索引 - 死ぬまでに見ておくべきモンスター映画はモンスター映画全部です。
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