『ミラーズ』うっかり悪魔とうっかり元刑事、奇抜な精神科医を添えて
超あらすじ
バイト先で悪魔の鏡に狙われた。
パッケージはこんな感じ ↓↓↓
寸評
興行的には失敗だけど安定感のある良作
以下はネタバレです。ご注意ください。
モンスター寸評
鏡の中にいる悪魔、アンナ・エシカーに憑りついていたが、鏡の部屋に 閉じ込める精神治療中に鏡に乗り移ってしまった。鏡の中にいた方がはるかに強いがエシカーに戻りたがっている。
もともとはいつものごとく少女になりたい変態悪魔の一匹。12歳の少女アンナ・エシカーにとりついていた。聖職者も頑張ったが悪魔祓いの効果が出せないうちに精神科医が鏡に囲まれた部屋でアンナを拘束して、四六時中自分と向き合わせるという、普通の人もおかしくなっちゃいそうなトリッキーな治療法を試した結果、うっかり鏡に移ってしまい出られなくなった。
奇抜な変人医者対うっかり悪魔の名勝負の徒花のようなモンスター。
正直鏡の中にいる方が強いんじゃないの、というほど鏡内での行動は無敵感があり、鏡に映る人間をコントロールして自殺させたり、鏡に引きづり込んだりして魂を集めていた。また鏡に限り再生させたり、強度をあげたりできる。無敵である。
相当な犠牲者を産んだこの状況が何を気に入らないのか分からないが、アンナ・エシカーに執着しており、取り憑きなおすべく鏡を覗いた人間を脅迫してアンナ・エシカーを探していた。もう美少女じゃないのはわかってないのだろう。
せっかく脅迫に従ってエシカーを探してきた主人公に対して、エシカーに取り憑くことに成功したにもかかわらず、エシカーはエシカーだけど思ってたんとちゃうとばかりに襲いかかるも、鏡ではなく今度は肉体を持っているために肉弾戦となり、タイマンで殴り合った結果負けてしまった。さっきまで魔法レベルの攻撃をしていたのにお婆ちゃんに乗り移ったばっかりに。
死に際、主人公を鏡の世界に閉じ込めたところは悪魔らしさもあるが、全体的に軽率なところが見られる。自分が気に入らなくとも自分の適性に合った場所で働いた方がいいという深いテーマを感じる一幕であった。
撃退法
エシカーに乗り移らせて、体を配管に突き刺し、ガスを誘爆させて、 吹き飛ばす。
ＥＮＤ
主人公が鏡の世界に閉じ込められる。
最後に独断と偏見によるおすすめ度
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