死ぬまでに見ておくべきモンスター映画はモンスター映画全部です。

映画に出てきたモンスターの紹介ブログです

『ヴァンパイアvsザ・ブロンクス』ヴァンパイアはいつも簡単に死ぬ

超あらすじ

ブロンクスの再開発には裏に恐ろしい目論見があった。

 

パッケージはこんな感じ 

↓↓↓ ネトフリオリジナルデス

 

 

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寸評

ジュブナイル映画のお手本。だけに映画オタクとしては退屈 

以下はネタバレです。ご注意ください。

 

 

 

 

 

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モンスター寸評

初代ムルナウの最初の子、ビビアンを筆頭にしたヴァンパイアグループ。定番の吸血鬼ネタてんこ盛りの正統派モンスター。社会性が高く合法的にブロンクスの町を占領しようとしている。

 

最初のヴァンパイアの名前がムルナウというのは、『吸血鬼ノスフェラトゥ』からなんだろう。そして『ブレイド』も出てくる。ハイハイ面白い。

 

ど定番の吸血鬼のために、特筆すべきものはあんまりないのだけど、モンスター映画に置いて吸血鬼は実は難しい、扱いにくいものだという話を書く。

 

なにせ弱点が多い。家に勝手に入らなかったり、この映画ではなかったが流れる水は越えられなかったり、夜しか動けなかったりと制限が多い、戦闘においても聖なるもの日光、杭、ニンニクに弱く、その弱点の多くが即死判定。弱い弱すぎる。日光で死ぬ唯一の生き物なんじゃないだろうか。

 

吸血鬼の最大の攻撃は吸血だが、よくよく考えると銃で撃たれても死ぬのだし、殴られても死ぬのだし、攻撃方法の違いだけでそれほど恐ろしさを喚起しないし、強さには直結しない。仲間にされることもあるためゾンビ的な強さもあるがなまじ知性があるため、『クワイエット・フィールド』みたいになる。

 

頭が良くコミュニケーションが取れることも、ドラマ作りにに一役買うが、大抵は話せばわかるキャラクターに落ち着き、どうしたってレクター博士みたいな底知れなさを醸成しない。だいたいが紳士的な殺人鬼の定型文を超えてこない.

 

要は脚本とか演出で何とかしないと生きてこないモンスターなのである。大概は吸血鬼であるが故の弱点で殺される。

 

本編でも吸血鬼であることの利点は少なく、むしろ弱点がフィーチャーされることで雑魚に成り果てた。だってギャングに追われる少年の方が絶望的じゃない。聖水かけたらブチギレられるし。

 

もちろん描き方で何とでもなるし、伝統的なだけあってうまくすれば魅力的になるモンスターなんだけど、安易に吸血鬼設定つけても実はそんなに面白くならないように思うよ僕は。

 

撃退法

吸血鬼の弱点全部

END

フェス開いてこれからも皆で力を合わせるぞってさ。 

 

最後に独断と偏見によるおすすめ度 

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注意 管理人はモンスターパニック映画の観過ぎで正常な判断ができていない恐れがあります。

 

各表の基準はこちらからどうぞ。⇓⇓⇓

korekaranoeiga.hatenablog.com

 

現在までに紹介した映画の索引はこちらからどうぞ。 

映画50音索引 - 死ぬまでに見ておくべきモンスター映画はモンスター映画全部です。

モンスターの教科書はこちら

 

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