死ぬまでに見ておくべきモンスター映画はモンスター映画全部です。

映画に出てきたモンスターの紹介ブログです

『ゼイカム ‐到来‐』込み入った侵略と込み入ったモンスター

超あらすじ

家がなんか覆われて出られない

 

パッケージはこんな感じ ↓↓↓ 

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寸評

まっとうなSF 

以下はネタバレです。ご注意ください。

 

 

 

 

 

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モンスター寸評

少なくとも数ブロック、最悪の場合は世界中を突然襲ったモンスター。劇中ではケーブルの様なヘビのような姿が確認できるが、これが本体なのかそれとも生体兵器なのかは不明。

 

主人公たちがクリスマスに目覚めると家の周りが金属状の繊維で家を覆われており、外部に出られなくなっていた。これを引き起こしたのが今回のモンスター。

 

電子機器や時計を利用できなくて情報を遮断した中でテレビを使って、主人公たちに指令を出して来る。

 

  • 屋内にとどまり指示を待つように
  • 食べ物は汚染されているので食べるな
  • 体を漂白剤で消毒しろ
  • (注射器を投入して)これを打て
  • 注射器を戻せ
  • 感染者が1人いるから隔離しろ
  • 生贄を捧げれば、死んだ胎児を復活させる
  • 私(テレビ)を崇めよ

 

また時折、見張っているぞ、とか誰かが密かに脱出しようとしているという警告もテレビから流れる。また復活をするという啓示のようなものを伝える。

 

最初、主人公カップルが目覚めた時、体調不良を訴えており、母親は寝ながら大きな音を聞いているが起き上がられなかったことから睡眠ガスのようなものを嗅がされた可能性がある。

 

テレビを消したら毒ガスが家の中に注入され、無理に家を出ようとすると「覆い」によって身体を切断される。

 

で、モンスターである、主人公がカメラで外を写した際には這い回る、ザトウムシやゲジゲジのような生物(主人公はヘビと表現)を確認しており、それがカメラを攻撃したことからそれがモンスターである事は確か。

 

主人公の彼女は覆いがファイバーカメラのような物質であることを確認。またテレビの中にケーブル状の蠢くものがあることを確認しており、テレビを壊すとこれが外へと出てきて暴れ出す。主人公が義兄と話した義兄の子の名前を知っていることからテレビの中の何かもモンスターであり、家の「覆い」も同質と思われる。また人間に入り込み操ることもでき、「命が惜しければ私と一体化せよ」とケーブルまみれの体で脅して来る。またケーブルは人間を覆い尽くしたのち骨だけを残して肉を剥がすこともする。

 

全体を通しての印象からすると、主人公が目にしたものは「敵の」生体兵器というよりは、ケーブル自体が敵そのもの。我を讚えよという対象としてケーブルが描かれているので、武器であるならば讃える対象として姿を表さなかったとしても武器を讃えさせはしないだろう。

 

主人公の家を襲った全てが同一個体もしくは、さらに大きく数軒分が一個体か場合によれば全体で一つの生命体と思われる。

 

高度な知性を持った存在で、人を殺す事自体はそれこそ家を覆った瞬間に毒ガスを流せば事足りる、妊婦の肉を食べるが、食用であるなら意識を失わせた方が簡単であり、目的は人間に崇めさせることと言えそう。

 

また、注射器や文化の理解度からかなり入念に準備しており、それは人間を長く飼育することが目的かと思われる。形状が地球の生物の延長線上にはないために、宇宙からの侵略者であることも確定的。機械的生物なのかあるいはエネルギー体なのかは不明であるが、あるいは崇められること自体をエネルギーにできるモンスターなのかもしれない。

 

倒し方は不明であり、一部を切り取ったり焼いたりしたところでどうにかなるようには見えず実質無敵ではあるが、指令により人間を弱らせようとしていることから逆算すると、何らかの方法で殺せる可能性がある。一応、強さはBランク、救助が全く来ないことや、モンスターが主人公一家への支配を急がないことからかなり広範囲、イギリスの大部分から地球全体までが支配下にあることも想定できるために脅威度は人類を脅かす可能性まである、あるいはすでに人類は征服されたと考える。

 

撃退法

不明

END

主人公の家の周りでも同様なことが起こっている。

 

最後に独断と偏見によるおすすめ度 

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注意 管理人はモンスターパニック映画の観過ぎで正常な判断ができていない恐れがあります。

 

各表の基準はこちらからどうぞ。⇓⇓⇓

korekaranoeiga.hatenablog.com

 

現在までに紹介した映画の索引はこちらからどうぞ。 

映画50音索引 - 死ぬまでに見ておくべきモンスター映画はモンスター映画全部です。

モンスターの教科書はこちら

 

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