『ジュラティノス』プロジェクトヴァイパーってなんだよ。
超あらすじ
ジュラティノスが盗まれて逃げ出して大変。
寸評
王道なモンスターパニック
以下はネタバレです。ご注意ください。
モンスター寸評
NASAがおそらくテラフォーミング用に計画したミノタウロス計画により造られたモンスター。コンピューターチップと遺伝子の結合という非常にクリエイティブな発想から生まれた科学生物。
NASAのバーナム博士によるミノタウロス計画によって作られた、酸で地中の酸化鉄から大気を作ることが可能なテラフォーミング用の植物?の実験体。その名もジュラティノス。研究チームの一人が謎の組織に裏切りこの試作に攻撃性を加味したことで生まれたモンスター。遺伝子とコンピュータチップの融合とかいう製法で作られている。全くもって進んだ化学は魔法と見分けがつかないとはよく言ったものである。
また原題はプロジェクトヴァイパーだし、ノバジェン社がどうのとかいうセリフも出てくるしでいまいち邦訳が信用できない。少なくともナショナルセキュリティーと名乗った人物がNASAから来ました。みたいになってるし。何より登場人物がジュラティノスって言ってないような気もする。個人的にはジュラティノスって名前がすごいジュラティノス感があるので言ってて欲しい。ヴァイパーって呼ばれてる気がしてかなりかなしいというかどう見てもこのモンスターをヴァイパーって呼んでいる。
試作体が謎の組織に盗まれ、飛行機で移送中に試作体がケースから出て暴れ、飛行機墜落、実験体は墜落したスプリングフィールド市を中心に、行き合った人を殺しながら地下水道に潜むというモンスターパニックの基本をしっかり抑えた行動を取る。
超酸化体というなんとなく意味が伝わる謎の構造をしており、黒い体色でクワガタのような形の胴体の周囲にウネウネと動く触手を持っているが液体のように変幻自在。少なくとも野生動物の中でもかなり賢いくらいには知性があり、急な銃撃に驚いて逃走したり体の一部を人間に潜り込ませて操ったりもできる。もしかしたらスペースシャトルを運転して地球に帰還した可能性があるので人間よりも賢い可能性もある。
植物であるためか水を好む。水中棲なのかはよくわからないが水と同化することはできるようで、水と同化して動き回るために地域への脅威度は高い。
植物だけど、動物をとらえて自分と同化させることで食べることもする生物であるが、コンピュータチップが内蔵されているためか、裏切った研究者のスイッチで活動停止にも追い込めるなど機械的な面も持ち合わせている。弱点はEMPであり、何故か大爆発するEMP爆弾で殺せる。またキシャーみたいな鳴き声を出す。
銃弾による攻撃は液体化して受け流し、攻撃時には硬化して人を貫き、また人目を避けるなどの高い知性を持つため、モンスターとしてのクオリティは高く、増殖スピードなどが明らかにはされてないものの強さと脅威度はかなり高いと言えるだろう。
撃退法
なぜか大爆発するEMP、ちなみに緑色のボタンを押すだけの簡単操作。
END
宇宙で実験中のもう一つのジュラティノスが地球に落下する。
最後に独断と偏見によるおすすめ度
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