死ぬまでに見ておくべきモンスター映画はモンスター映画全部です。

映画に出てきたモンスターの紹介ブログです

『邪神バスターズ』だいたい頑張るのは中間管理職

超あらすじ

ラブ・クラフトの子孫が怪物に追いかけられる

 

パッケージはこんな感じ ↓↓↓ 

 

 

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寸評

紙一重で凡作に。

以下はネタバレです。ご注意ください。

 

 

 

 

 

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モンスター寸評

恐竜の時代に地球に飛来したクトゥルフが封印されたのちに、地上に遣わした使者。非常に残忍な性格で目的達成の為に手段を択ばないがその割には成果はうすい。

 

アメリカのホラー文化の一大ジャンルである、クトゥルフ神話の作者ラブ・クラフトの子孫の元に現れたモンスター。クトゥルフ神の落とし子と呼ばれる。邪神とはいえ神の使いなので天使と呼ぶのがふさわしいかも。

 

劇中で紹介される漫画「深海の伝説」の171巻「クトゥルフの隆盛と衰亡」によると、恐竜の時代に宇宙から飛来したクトゥルフは巨大都市ルルイエを構築して、地球にいた「古のもの」と地球の覇権をめぐり長い間争ったが、隕石の墜落でクトゥルフたちは深海へ、古のものは狂気の山脈へと逃れた。両勢力が引きこもった隙をついて人類が繁栄。クトゥルフは再び地球を支配するために星の配列がいい感じになるのを待ちながら、落とし子を派遣して人間の一部を支配している。とのこと。

 

ちなみにクトゥルフ側の勢力は中国、日本、イギリス、フランス、アメリカのケンタッキー州アイルランドのワーチェスター、バイユーにあるらしい。レリックと呼ばれる紋章のような形の鍵を二つ集めてルルイエを復活させようとしている。レリックさえあればクトゥルフは復活しそうなストーリーでさっき星の配列とか言ってなかったっけと思わないでもない。

 

本作のモンスターはクトゥルフの地上での実行隊長であり、お供に深きものどもの呼ばれる戦闘員を連れている。海側の勢力であるためか、落とし子はタコ、その部下の「深きものども」は魚をモチーフにした造形であり、それぞれタコ人間、魚人間と呼んでも良さそうな見た目をしている。深きものどもは人間と交配して繁殖できるが知性は著しく低くガーガー鳴く、ガーガー鳴くだけあって玩具のレリックを掴まされて落とし子に献上して殺されたりしている。力は強いが拳銃で殺せる程度。ショッカーの戦闘員だと思ってそう間違いはない。

 

落とし子は音波で人の動きを封じたり、水に触れることで5メートルほどの巨大なタコ足を持つモンスターになったりできる。知性も人間並みかそれ以上にあるようだが、部下が部下なのでなかなか効果的に組織を動かしたりはできないため、軍師タイプっぽいのに前線に出てきており案外簡単に死んでしまう。二丁のサブマシンガンを構えたTシャツを着ている。

 

モンスターとしての評価は、劇中では大して活躍しないものの。人間サイドのクトゥルフへの対抗組織などは壊滅させており、ポテンシャルは高いと見積もった。知能があるのを一人しかよこさない上司であるクトゥルフサイドの采配に問題があるだろう。

 

撃退法

ダイナマイト

END

主人公たちが狂気山脈へと赴く。

 

最後に独断と偏見によるおすすめ度 

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注意 管理人はモンスターパニック映画の観過ぎで正常な判断ができていない恐れがあります。

 

各表の基準はこちらからどうぞ。⇓⇓⇓

korekaranoeiga.hatenablog.com

 

現在までに紹介した映画の索引はこちらからどうぞ。 

映画50音索引 - 死ぬまでに見ておくべきモンスター映画はモンスター映画全部です。

モンスターの教科書はこちら

 

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