『金星怪獣の襲撃 新・原始惑星への旅』わけわからんを嗜む日々。

超あらすじ

金星で消息を絶った仲間を助けに行く。

パッケージはこんな感じ　↓↓↓ 

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寸評

なんだかよくわからない。を楽しむ映画。

以下はネタバレです。ご注意ください。

モンスター寸評

金星に棲む人型生物。地球の人類より原始的な生活をしており、見た目は人間の女性、白人金髪ばかりである。未開の部族らしく訪問者に対して強い警戒心を持つ。

着ぐるみっぽいゴジラ型の直立トカゲや万能の神テラと呼ばれる翼竜風の生き物もででくるが、どちらも通常の生物以上ではないためにモンスターとしてはカウントせず、金星人のみをモンスターとする。

一見、白人の金髪女性に見える金星の人型生物。普通に英語をしゃべっているがこれは英訳されているということだろう。驚くべきことに主人公たちと接触しないままストーリーが終わるので戦闘力があるのかなどはわからないが、侵入者に対して高い警戒心を持っていることは窺える。やや年配に見えるリーダーを中心にしながらも緩やかな集団生活を営んでいる。

どうも水陸棲の生物のようで魚を直接に手掴みで捉えてそのまま食べていたりする。住居の概念はないようで海岸の岩肌に直接寝るという文明がどうのとかではないレベルの生活を送っている。肌の強さや骨の構造などは人間と異なるのだろう。一方で歌を歌ったり衣服を着たりするなど人と同様の文化も持つ。衣服は貝殻の胸当てと青いシースルーのズボンで統一されている。先にあげた翼竜風の生き物テラや火の神の山（活火山）を神とした宗教を持っている。

そんな彼女たちの劇中での侵入者への対処法は、神に祈るの一点張り。海岸に積み上げた石の周りをぐるぐる回りながら、ファイアファイアとひたすら連呼し続ける。すると火山が噴火して主人公たちが危機に陥る。現世利益が直接かつ簡単に手に入る素晴らしくリーズナブルでハイコストパフォーマンスの神である。しかし、火山は突破されてしまい彼女たちは次に万能の神テラに祈るが、テラはすでに主人公たちに簡単に殺されているために何もできない。ラが死んだから彼女たちが怒ったのがきっかけだったのだけど、死んだことは一晩中ファイアファイアと連呼している間に忘れたのだろう。

ともあれ火山地帯で行方不明者と合流した主人公たちは、やることもないしで帰ることになり、危機を乗り越えた金星人たちは役立たずのテラを象った石像を破壊して、主人公たちが連れてきたロボットの残骸を新たな神として崇めるのでした。

神への祈りからの自然災害の発生という、地球とは異なる次元の文明を持った生物で一見原始的であるが、それは物質重視の社会を構成した今日の私たちからの目線であってそれが全てではないことから脅威度は高く評価した。

女は祈る（お願いするばかり）だけという描き方に見えなくもないので、難しい方々にはおすすめできない。

撃退法

殺そうと思えば簡単に殺せる。

ＥＮＤ

主人公のまた金星へいくぞ。という独白。

最後に独断と偏見によるおすすめ度 

注意　管理人はモンスターパニック映画の観過ぎで正常な判断ができていない恐れがあります。

各表の基準はこちらからどうぞ。⇓⇓⇓

korekaranoeiga.hatenablog.coｍ

現在までに紹介した映画の索引はこちらからどうぞ。 

映画50音索引 - 死ぬまでに見ておくべきモンスター映画はモンスター映画全部です。

モンスターの教科書はこちら

南米妖怪図鑑 [ ホセ・サナルディ ]

独断と偏見に満ちた内容ではございますが、お楽しみいただければ幸いです。また明白な誤りや誤字等がございましたら大変お手数をおかけしますが、訂正した内容で同内容のブログを作成して上げていただくかコメントにてどうぞお知らせください。わたくしの自尊心が傷つかないように丁重かつわかりやすくご指摘いただけますと幸いです。