『ヴィシャス』綺麗にまとまると面白みが薄くなるジレンマ。
超あらすじ
平和な田舎町で謎の殺人事件発生。
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寸評
まとまってはいるけど。外連味が無い。
以下はネタバレです。ご注意ください。
モンスター寸評
フラー博士が復讐の為に改造したコウモリ、実際にどのような改造を加えたは明かされないが、フラー博士の誘導にしたがって動き、博士の仇を殺した。
スコッツビルという田舎町で悪徳業者に土地を奪われて、自殺した父の仇を晴らすために大学の研究者フラー博士が開発したモンスター。博士の意図通りに獲物を襲うコウモリの群れが本作のモンスター。
実験により強化されたコウモリであるが、遺伝子操作や薬物注射などどのような方法でどのように強化されたのかは名言されない。研究の成果として血液を飲むのではなく、肉体を食う性質があること。通常のコウモリの牙が3ミリのところ、倍の6ミリの牙を持つこと、獲物に取りついた際に痛みを感じさせないようにするプロカイン塩酸塩が通常種の20倍あり獲物を攻撃しやすくなっていることなどが明示されている。強化された既存の種というよりは新種と捉えるのが妥当だろう。
生まれた時から研究室のケージで飼われており、餌のタイミングを工夫することで高音波により攻撃性を調整できるように育成されている。フラー博士はこの音波を発生させる装置を殺したい相手の執務室や車に仕掛けることで、コウモリに仇を殺させていた。
モンスターとしては、ドーベルマンの警察犬でさえ殺せるほど攻撃力は高いものの、耐久性は通常のコウモリと差がなく、殺そうとすれば殺せる。とはいえ個室で飼われていた割には仲間意識が強く常に集団で行動し、取り囲んで襲ってくるために襲われると生存は難しいと言えるだろう。コウモリの特性から光に弱く、切り裂いた銀紙の紙吹雪で混乱させたりできる。また、音波で呼び寄せられる性質が分かると致命的であり、総合するとモンスターとしては珍しい暗殺特化型と言えよう。
悪意があるわけではなく人の命令に従っただけのモンスターであり、哀れなところがあるが製造したフラー博士もそう思ったのか生死を共にしており、歪んでいるとは言えある種の愛情が作り上げたモンスターといえる。
撃退法
普通に殺せる。最後は小屋ごと爆弾でどーん。
END
なぜか新婚旅行で蝙蝠がいっぱいいる洞窟に行く主人公。
最後に独断と偏見によるおすすめ度
注意 管理人はモンスターパニック映画の観過ぎで正常な判断ができていない恐れがあります。
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